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近年、パソコンは生活に欠かせないものの一つになっているのではないでしょうか。そのためパソコンを毎日使っている方も多いかと思います。しかしパソコンは精密機械なため、不具合を起こしやすいものです。

そのなかでも、パソコンのバッテリーが不具合を起こすと電源がつかなかったり、パソコンが固まってしまったりすることがあります。そうなると、パソコンでの作業をすることができなくなるため、生活に支障をきたすこともあります。

パソコンの不具合を起こさないためには、バッテリーをより長持ちさせることが大切です。ではどうしたらパソコンのバッテリーを長持ちさせることができるのでしょうか。

そこで今回このコラムでは、パソコンのバッテリーを長持ちさせるコツをご紹介していきます。バッテリーを長持ちさせることで、より快適にパソコンを使うことができるかもしれません。

パソコンバッテリーはおもに4種類!
パソコンのバッテリーといっても、どれも同じものが付いてるわけではありません。それぞれパソコンが変われば、バッテリーも変わってきます。そこで、パソコンのバッテリーの種類を4つご紹介していきます。自分の家のパソコンのバッテリーはどの種類でしょうか。

ニッカド電池
価格も安いニッカド電池は、以前は主流でしたが、さまざまな種類が増えたため、現在ではかなり少なくなってしまいました。今では、高性能を必要とされない機器で使われていることが多いです。

ニッケル水素電池
以前はこの電池が主流でしたが、リチウム電池が普及してきたので、今ではパソコンのバッテリーというより乾電池のほうが主流となっています。

リチウムイオン電池
原子や分子が電気を帯びて集まっているのを利用している電池です。リチウムイオン電池は継ぎ足し充電ができるのが特徴です。エネルギー密度も高く、現在主流となっている電池です。しかし、長期間使わないときにも、バッテリーをフル充電のままにしておくと劣化が早くなってしまいます。

リチウムポリマー電池
リチウム電池と同様に原子や分子が電気を帯びて集まっているのを利用している電池です。リチウム電池との違いは電解質がジェル状ということです。電解質とは、水に溶けたときに電気を通す性質をもつ物質を指します。この電解質がジェル状になることで、バッテリーからの漏れが少なくなりました。
そのため、パソコンが薄型や特徴な形をしていてもパソコンにバッテリーの形を合わせることができます。

パソコンバッテリーの寿命はどれくらい?
パソコンのバッテリーにも寿命があります。パソコンの使い方次第で変わってきますが、おもに2~3年使用すると電池の持ちが半分まで短くなってしまいます。
そうなると電池容量があるのにも関わらず、電池が十分に充電できなくなってしまいます。この現象のことを『メモリー効果』と呼び、電池が正常に使用できる時間が短くなってしまいます。

このメモリー効果は電池容量が残った状態で、さらに充電してしまうことを何度も繰り返していくうちに起こっていきます。そのため、しっかりと使いきってから充電することで、この現象を防ぐことができます。

また、300回充電できるといわれていても、パソコンの使い方によってはそれ以下になることもあります。そのため、パソコンのバッテリーやパソコンの扱いも正しく行うことが重要です。

常に100%はだめ?バッテリーの寿命をのばす方法
パソコンのバッテリーは消耗品です。しかしバッテリーを交換となると約1万円~3万円かかり、何度も変えると費用もかさんでしまいます。
そのため、いくら消耗品でもパソコンのバッテリーは長持ちさせたいものです。パソコンのバッテリーは使い方次第で寿命を延ばすことができるかもしれません。

電池残量
パソコンを常に使っている方のなかには、常にバッテリーをフル充電しているかたも多いのではないでしょうか。しかし、ずっとフル充電にしておくと逆にバッテリーに負荷がかかってしまうことがあります。
そのため、バッテリー残量を常に約30%~80%の状態に保つことによってバッテリーを長持ちさせることができるかもしれません。

充電したままにしない
デスクトップパソコンは問題ないのですが、ノートパソコンをコンセントに差し込んだまま使っているとバッテリーの寿命を縮めてしまいます。バッテリーがフル充電になっているのに充電したままにしておくことを『過充電』といいます。この過充電を繰り返すとバッテリーに負荷がかかってしまうのです。

過放電
過充電とは逆に『過放電』という状態もよくありません。過放電とは、パソコンのバッテリーが少ない状態、または空っぽになっている状態で放電をしてしまう現象です。この過放電がおこると、再び充電しようとしても充電できないことがあり蓄電性能の低下にもつながります。

消費電力
パソコンのバッテリーを長持ちさせるコツの一つに、消費電力を抑えるということが挙げられます。パソコンに使わなくなったソフトがはいっていたり、開きっぱなしなっていると電力は消費されていきます。
そのため使わないソフトは閉じたり、整理することが重要です。また、モニターが明るすぎるのも電力が消費していくので、調節することが大切です。
ほかにも、無線LANは使わないときは切ったり、USBアクセサリーなどをあまり使わないようにするのもバッテリーを長持ちさせることにつながります。

パソコンの熱
パソコンを使っていると急に温かくなることがあります。そのまま高温状態で使用するとバッテリーが劣化を早めてしまいます。また、保管する場所にも注意が必要です。車内や直射日光が当たる場所に保管するのは避けましょう。

パソコンバッテリーの交換は自分でもできる?
パソコンのバッテリーは寿命を迎えたら、早めに交換することをおすすめします。寿命を迎えると、電源が落ちやすくなり、強制的にシャットダウンすることもあります。
また、パソコンがWi-Fiなどの電波を受信できなくなることもあります。そうなると、パソコンを思ったように使うことができなくなってしまいます。

もしパソコンのバッテリーが寿命と思ったら、すぐに交換しましょう。バッテリーの交換は自分で行うことができます。

パソコンの種類によりますが、多くのパソコンの場合、バッテリーは家電量販店や通販サイトなどで簡単に入手することができます。また、パソコンのメーカーによってはHPなどで紹介しているところもあります。ただし購入するバッテリーの種類を間違えないようにしなければなりません。

また、パソコンのバッテリーは特別な工具が必要ないことも多く、ボタン一つやドライバー一本あれば簡単に外すことができるものがほとんどです。そのため、パソコンのバッテリーの不調を感じたら早め交換することをおすすめします。

外出先でバッテリー残量が!長時間使用したいときには
外出先などでは、すぐにパソコンを充電できないことがあるのではないでしょうか。そのため、できるだけパソコンのバッテリー残量を長持ちさせたいものです。少しでも長く使うためにはどうしたらいいのでしょうか。

モニターの明るさ
明るいモニターのほうが見やすく使いやすいかと思いますが、バッテリーを長持ちさせるには、モニターの明るさを下げましょう。バッテリーはモニターが明るければ明るいほど消費します。そのためモニターの明るさをおさえることがバッテリーを長持ちさせることができるのです。また、パソコンを待機状態にする機会が多いなら、そのときに液晶が消えるように設定しておくとより消費電力を抑えることができます。

不要なものは外す
パソコンにUSBやSDカードはつけっぱなしにしないことをおすすめします。いくら使っていなくても、ただバッテリーの警告メッセージが表示されたときの対処方法
いくらパソコンのバッテリーに気をつけていても、突然バッテリーの警告メッセージが表示されることもあります。そういったときはどうしたらよいのでしょうか。

放電
もしかしたらパソコンに不要な電気があるかもしれません。そうなると、不要な電気が邪魔をして、パソコンが動かなくなることがあります。パソコン内部の見えない部品や回路に電気が溜まっているのはわかりにくいものです。電気が溜まっているのなら、放電することで症状が改善することがあります。

放電するときは、SDカードやUSBなどすべてのものを外し、電源を落としていきます。電源を落とし切ったら、パソコンに接続しているすべてのものを外します。アダプターや周辺機器だけでなくバッテリーも外していきそのまま、放置します。約2分放置したら、元に戻していき電源を入れていきます。

パソコン内部に電気が溜まっているのなら、放電すると症状が良くなることがありますので、気になるかたは試してみてもいいかもしれません。

バッテリーのリフレッシュ
何回も充電を繰り返していると、充電時に熱が発生します。この熱はバッテリーを痛めてしまう原因となります。劣化を防ぐにはツールをつかってバッテリーを充電から放電し、電池の状態を安定させてくれます。同時にバッテリー診断を行ってくれるので、安定して長く使うことができるかもしれません。

接続確認
バッテリーが正しく充電できていないと、エラーメッセージがでることがあります。充電ができていない原因の一つに、コンセントやACアダプタが正しく接続されていないことがあげられます。「きちんと正しく接続したつもりでも、気が付いたら正しく差し込まれていない」なんてこともあるかもしれません。しっかりとコンセントやACアダプタが差し込んであるか確かめてみましょう。

これらのことを試しても、エラーメッセージが消えないことがあります。そういったときはバッテリーの寿命などが考えれるので、早めの対処が必要となります。

バッテリーが充電できないときの対処方法
パソコンのバッテリーを充電しても充電できていないこともあります。いざ使おうと思っていても、バッテリーが充電できていないと使うことができません。では、充電できないときはどうしたらよいのでしょうか。

充電ランプの確認
本体には充電ランプがついています。機種によって異なりますが多くの場合は充電するとオレンジのランプが光ります。充電していてもこのランプがついていない場合は、充電が終わっているか電源がきちんと接続されていないかもしれません。また、オレンジ色のランプがついていても点滅しているときには注意が必要です。ランプが点滅しているとバッテリーにエラーが発生しているおそれがあります。

接続確認
上記のように充電ランプがついていないときは、まず電源ケーブルやACアダプタが外れている可能性があります。きちんと差し込まれているか確認してください。ほかにも電源コードやACアダプタは接触不良を起こすこともあるので、予備の電源コードやACアダプタがあるなら一度替えてみるのもおすすめです。また、延長コードなどを使っていると、正しく充電できないこともあるので、壁のコンセントからきちんと充電しましょう。

バッテリー自体の接続
本体とバッテリーが接続不良を起こしていることもあります。そうなると正常に充電できなくなります。バッテリーを外したことがあるのなら、一度正しく取り付けられているか確認してみてください。

放電
バッテリーのエラーメッセージがでたときと同様に放電してみることも重要です。電気が溜まっていると正しく充電できることがあるため、一度放電しバッテリーが正しく充電できるか確かめてみましょう。

ほかに充電できないという場合も、バッテリーをリフレッシュすることもおすすめです。それでも充電できない場合は、バッテリーが異常をきたし、劣化していることも考えられます。

まとめ
パソコンの不具合を感じたら、バッテリーが原因かもしれません。パソコンのバッテリーは知らない間に寿命を迎えていることもあるのです。とくに急にパソコンが動かなくなったりすると、パソコンを常に使っている方だと仕事や生活に支障がでることもあります。そうならないためにも、定期なメンテンスが必要となるのです。

しかし、いくらパソコンのバッテリーを交換しても、パソコンが正常に動かないこともあります。そうなると、パソコン内部に異常をきたしていることも考えられます。

パソコンが突然動かなくなったり、エラーメッセージがでて不安であれば一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。相談することで、パソコンをより快適に使うことができるかもしれません。パソコンに刺さっているだけで、電力は消費します。そのため、バッテリーを長持ちさせるには、USBやSDカードは使い終わったら外すようにしましょう。

不要なアプリケーションは閉じる
ついつい作業していると、たくさんのタブを開いてしまいがちです。しかし、使わないアプリケーションをたくさん開いているとそれだけで、バッテリーを消費していきます。消費電力を極力抑えるためには、何をしなくてはならないのかをしっかりと考えてからパソコン作業することが大切です。

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